銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > 就活・転職活動にふさわしいスーツの種類と選び方の注意点
就活に使われるリクルートスーツと、就職後に着用するビジネススーツ。
この2つのスーツはそれぞれ用途が異なるため、見た目や価格にも違いが現れています。
しかしどのような違いがあるのかを詳しく説明できる方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、リクルートスーツとビジネススーツの特徴と選び方のポイントについて解説します。
これから就活や転職活動をお控えの方は、ぜひ参考になさってください。
目次
リクルートスーツとビジネススーツは一見同じもののように見えます。
それぞれどのような違いがあるのか説明します。
リクルートスーツは就職を控えた新卒者や、卒業後3年以内で転職活動をしている第二新卒者が着用するものです。
ビジネススーツと比較してカラーバリエーションが少なく、デザイン・色ともにシンプルな雰囲気を持っています。
リクルートスーツは、第二新卒者らしい清潔感が演出できるスーツです。
主にブラックやグレーなど派手になりすぎない色味が特徴的で、無地のものがほとんどです。
また、価格もビジネススーツほど高額ではありません。
ビジネススーツはその名の通り、ビジネスの場において着用するスーツのことを指します。
リクルートスーツと比較してビジネススーツは色味が豊富で、明るい色やストライプ生地などを選ぶことができます。
生地や色を豊富なバリエーションの中から選ぶことができるので、自分の好みに合う1着を見つけることが可能です。
ビジネススーツは数年にわたって着用できるように、リクルートスーツより耐久性にとんだ生地が使われています。
そのため価格はやや割高になりますが、質の良い生地を使っているため、リクルートスーツよりも高級感があります。
そのため、社会人らしい見た目を演出できます。
就活生はリクルートスーツを着用するのが一般的です。色はベーシックなブラックや濃いグレー、紺で、無地のデザインが定番です。
第二新卒者の場合は、必ずしもリクルートスーツである必要はありません。
業種や業界によっては第二新卒の場合でも、就活生が求められるポテンシャルなどよりも、経験やスキルが重視されることがあります。
そのような場合は、面接官の悪印象にならないように、暗めの無地などのような個性的すぎないビジネススーツを選択しましょう。
転職活動は就活とは異なり「ビジネスの場」での活動となります。
そのため、ビジネスパーソンとしての自覚をもって面接に臨む必要があります。
このことを念頭に置いて、スーツ選びにおける3つのポイントを紹介します。
リクルートスーツは学生に向けて大量生産されているため、どうしてもビジネススーツと比べてチープな印象が残ってしまいます。
まだスーツをたくさん持っていない、20代前半の方ならリクルートスーツでも許容されることが多いです。
しかし転職活動という「ビジネスの場」であることを意識するのであれば、やはりビジネススーツの方が適しているといえます。
一般的に転職活動でのマナーとして、色や柄は派手すぎないものが良いとされています。
一方で地味すぎるスーツを着ても、相手の印象に残りにくくなるのであまりおすすめできません。
「地味すぎず、派手過ぎず」を意識してスーツを選びましょう。
基本的に色はネイビーやグレーがおすすめです。
また、柄は無地か、同一色でストライプが表現されるシャドーストライプ、ピンのように極細の縞を並べたピンストライプがおすすめです。
さらに、転職活動を行う業界によって適切なスーツのカラーもあるので注意が必要です。
たとえば、お堅い業界として知られている金融業界などには、濃いネイビーなどの暗めの色が推奨されます。
一方で柔らかめの雰囲気を持つアパレル業界などは、硬い印象を持たれないためにも明るすぎないグレーなどがおすすめです。
自分が転職したい業界の色や雰囲気などを事前に調べたうえで、適切なカラーのスーツを選びましょう。
ネクタイもスーツと同様に「地味すぎず、派手過ぎず」を考慮して選ぶことが重要です。
スーツと比べてカラーバリエーションの多いネクタイは、自分のアピールしたい個性に即して選ぶことをおすすめします。
たとえば色彩心理で考えると、ロジカルな人間を求める業界は青などの寒色系を、エネルギッシュな人材を求める業界は赤などの暖色系を好む傾向があります。
また、応募企業のコーポレートカラーやイメージカラーをネクタイの色に取り入れて、志望意欲をアピールするという方法もあります。
個性を出しにくいスーツ姿において、ネクタイは重要なアピールポイントですので、何をアピールしたいのかを考えて決めましょう。
スーツ姿はサイズ感が大事です。
サイズ感があっていないスーツ姿は清潔感に欠け、だらしない印象を与えてしまいます。
スーツのサイズが正しいかどうかを判断するのには3つの確認事項があります。
1つ目は不自然なシワが無いかということです。
スーツが大きすぎたら縦に、小さすぎたら横にシワが入ってしまいます。
リラックスした状態でスーツを着たときに、シワが発生しないかを確認しましょう。
2つ目はスーツのベントの部分が開いていないかです。
ベントとは、スーツの背中の裾部分にある切れ込みのことです。
この部分が開いてしまっているのはサイズが小さい証拠ですので、ワンサイズ上げましょう。
3つ目は屈伸した際に窮屈な感じがしないかということです。
屈伸した際に膝やヒップに張った間隔がある場合はサイズが小さいので、ワンサイズ上げましょう。
つづいて、就活や転職活動で大切な面接時の注意点について説明します。
男女別に面接時のスーツの着こなしで注意したいポイントを確認しましょう。
男性のスーツ姿は、全体的に清潔感を演出することを意識してください。
体型に程よくフィットしたスーツを着用し、髪型はアレンジしすぎないように注意しましょう。
メガネやネクタイなども無地などの主張が激しくないベーシックなものを選ぶことをおすすめします。
シャツは必ずベルトの中にしまい込み、だらしない印象を持たれないように身だしなみを整えてください。
女性はタイトになりすぎないスーツスタイルが無難です。
メイクやアクセサリーで派手に着飾らないように注意してください。
髪色も黒や茶以外の色はビジネスの場としてふさわしくない印象を与えるため、暗めの髪色が良いです。
パンプスなどはヒールが高すぎないものを選ぶことをおすすめします。
スーツのスタイルは、新卒者の就活と現役ビジネスマンの転職活動では大きく異なります。
しかし、いずれも面接を受ける会社の業界の色や雰囲気に合わせて、スーツ姿を整えることが大切です。
スーツの中には個性を感じさせる魅力的な色柄もありますが、就活や転職活動の場においてはふさわしくありません。
あくまで「ビジネスの場」という意識を持ち、面接官からの印象を第一に考えてコーディネートを行いましょう。
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