動きやすい1着が欲しい!ストレッチスーツの基本と選び方

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動きやすい1着が欲しい!ストレッチスーツの基本と選び方

ビジネスシーンでは、長時間スーツを着用して動くことも多いため、身体が疲れることがあります。 また、スーツの生地や縫い目に負荷がかかり、思いもよらぬタイミングでスーツが破れてしまうということも。 そんなとき、伸縮性がある素材の「ストレッチスーツ」がおすすめです。 本記事では、ストレッチスーツの特徴やメリット・デメリット、選び方などを解説します。 長時間着ていても疲れにくいスーツをお探しの方はぜひご一読ください。

 

 

ストレッチスーツの基本的な特徴

ストレッチスーツとは、縦横に伸ばすことができる性質を持っている「ストレッチ素材」を使用しているスーツです。 従来のスーツには、伸縮性の低い素材が適用されていましたが、ストレッチスーツが登場したことで、スーツの概念が覆されました。 ストレッチスーツの素材には、ライクラやスパンデックスというポリウレタン系が配合されているので、高い伸縮性や動きやすさ、着心地の良さが実現されています。

さらに、ストレッチスーツは、動きやすいだけでなく丈夫でもあります。 そのため、スーツを着たまま動くことの多い営業職の方におすすめです。 立ち上がる、歩く、階段を登るといった日常的な動作も容易に行うことができます。

 

 

ストレッチスーツのメリット

動きやすく伸縮性が高いストレッチスーツですが、具体的には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

 

メリット①動きやすい

ストレッチスーツのメリットは、何といっても伸縮性が高いことで動きやすいという点です。 長時間着用していても、疲れが出にくいことから、ビジネスシーンでも気軽に使用することが可能です。

 

メリット②しわがつきにくい

ストレッチスーツは、伸び縮みしやすい素材のため、しわがつきにくいという点も大きなメリットです。 長時間経ってもしわの目立たないきれいな姿を保つことができます。 また、しわ自体ができにくいため手入れも一般的なスーツよりも簡単です。

 

メリット③スリムな着こなしでもきつくない

ストレッチスーツは、伸縮性が高いため、通常のスーツよりも楽に着ることができます。 そのため、体にぴったりとしたスリムなシルエットのものを選んでもきつくなりにくいです。 スーツの着心地が苦手で普段は大きめのサイズを選んでいるという方でも、ストレッチスーツであればスリムなシルエットを着ることができます。

 

 

ストレッチスーツのデメリット

伸縮性があり、動きやすいことからメリットが多いストレッチスーツですが、デメリットも存在しています。

 

デメリット①クリーニング時に注意が必要

ストレッチスーツは伸縮性のある特殊な素材を使用しているため、通常のスーツと同じクリーニングを行ってしまうと機能性が損なわれる可能性があります。 クリーニングに出すときにはストレッチスーツであることを必ず伝えましょう。

 

デメリット②高級感が出にくい

機能性の高い化学繊維を使用しているため、高級感が出にくいという点もストレッチスーツのデメリットです。 また、長期間着用していると生地が伸びてしまってだらしない印象になってしまいます。 ストレッチスーツは、オシャレに着こなすことが求められる場よりも機能性を優先したい場で着用するとよいでしょう。

 

 

ストレッチスーツの選び方

ここからは、動きやすく丈夫なストレッチスーツを選ぶための3つのポイントを紹介します。

 

①伸縮性の高い「2WAYストレッチ」を選ぶ

ストレッチスーツには何種類か素材がありますが、特におすすめなのは「2WAYストレッチ」という素材です。 2WAYストレッチは、タテ方向とヨコ方向の両方で伸縮性があるため、このような名前で呼ばれています。 2WAYストレッチのスーツを選ぶと、椅子から立つときや座るときなどの動作がとても楽になります。

 

②動きやすさ最優先の場合は裏地もストレッチに

動きやすさを最優先したい場合は、裏地もストレッチ素材を使っているスーツや、裏地のない「背抜き」のスーツを選びましょう。 ただし、裏地にはスーツの型崩れを防ぎ見栄えを良くする目的があるため、見た目もある程度重視したいという場合にはあまりおすすめできない選び方です。

 

③タイトすぎないちょうど良いサイズを選ぶ

丈夫なストレッチスーツであっても、サイズ感があまりにも小さいと、生地や縫い目に負担がかかって破れやすくなってしまいます。 そのため、タイトすぎずゆるすぎないジャストサイズを選びましょう。 背丈・ウエスト・胸元といった部分のサイズが適切であるか、入念に確認しておく必要があります。 サイズだけ見て購入するのではなく、しっかり試着してから購入することを心掛けましょう。 目安としては、指で素材をひとつまみできる程度のゆとりがあると安心です。

 

 

おすすめのストレッチスーツの着こなし3選

ここからは、ストレッチスーツの中でもおすすめのラインナップをコーディネート例とともに紹介します。

 

①出張や外回りにおすすめのしっかりめコーデ

ストレッチスーツにもいくつか種類があり、とことん快適性を追求しているものだけでなく、ある程度きちんとした着こなしに見えるスーツもあります。 外回り営業などの際に通常のスーツのようにしっかりと着こなしたいのであれば、ストレッチスーツの中でも丈夫な生地のものがおすすめです。

快適性を最優先しているものと比べると伸縮性・快適性はやや劣るものの、一般的なスーツよりは十分に動きやすいです。 また、動きづらさが気になる場合はスーツだけでなくシャツで対策することもできます。 ジャージ素材のシャツを着ると、とても快適に過ごすことができます。

 

②スポーティーなカジュアルコーデ

ストレッチスーツは、動きやすさを追求しているため、スーツといっても比較的カジュアルなデザインのものもあります。 そのため、ポロシャツや白Tシャツ、スニーカーなどのスポーティーなアイテムと合わせることで爽やかなカジュアルコーデができます。 ビジネスカジュアルだけでなく、休日のお出かけにも使える着こなしです。

 

③高級ブランド生地のストレッチスーツ

近年では、イタリアなどの老舗の高級ブランド生地を取り入れたストレッチスーツも出ています。 従来のストレッチスーツの弱点は見た目にあまり高級感が出ないことでしたが、高級ブランド生地を取り入れたストレッチスーツであれば、ある程度の高級感を出すことが可能です。 高級ブランド生地のストレッチスーツを着る際は、シャツやネクタイとの組み合わせが重要です。 シャツはストライプ柄など柄入りのものを選び、ネクタイではペイズリーなど高級感を感じさせる柄を取り入れましょう。

 

 

スーツの着心地による悩みは、快適なストレッチスーツで解決

ストレッチスーツは、伸縮性が高いことから、動きやすいだけでなく、丈夫な性質を持っています。 そのため、日々の通勤や業務で動くことの多いビジネスマンにとって心強い味方となってくれます。 ただし、素材の特性上、高級感があまり出せないため、見栄えにこだわりたい場合には適さないことがあります。 ストレッチスーツと一般的なスーツはいずれも一長一短のため、それぞれに適した場で使い分けることで本来のメリットを発揮できるでしょう。 毎日のスーツ着用による疲れでお悩みの方は、ぜひストレッチスーツのご購入を検討してみてください。

 

 

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