銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > スーツのポケットにはマナーがある?
スーツのポケットには種類とマナーがあるのは知っていますか?今までなんとなく使っていたポケットも、使い方次第でマナー違反になることがあります。ここではスーツポケットの正しい使い方とポケットのマナーについて解説しています。これからスーツを着る方、スーツポケットの使い道を理解していなかった方は必見です。
スーツのポケットは、ただ付いているだけではありません。実はスーツのポケットにはきちんと意味やマナーがあります。正しく着こなすためにもポケットの正しい使い方について知っておきましょう。
そもともスーツのポケットは「腰」「胸」「内」の主に3つ存在します。ポケットと聞くとほとんどの方が“物を入れる場所”と考えていると思いますが、基本的に胸モケット以外は使いません。
もちろん絶対入れてはいけないというわけではありませんが、物を入れすぎると重さでジャケットの型が崩れたりシルエットが悪くなったりするので最低限の物以外は入れないほうが良いでしょう。
たとえば胸ポケットにはポケットチーフを入れますが、ハンカチは内ポケットに入れます。ポケットのマナーについては後述しますが、ポケットが開かないように作られているものは無理に開ける必要はありません。
ひと口にスーツのポケットと言っても種類はさまざまです。
・フラップポケット
・スラントポケット
・チェンジポケット
・アウトポケット
・ノーフラップポケット
・胸ポケット
まず「フラップポケット」は雨や埃が入るのを防ぎ、ビジネススーツに使われていることが多いでしょう。もっとも一般的なデザインと言うとわかりやすいかもしれません。「スラントポケット」はシャープな印象を与え、中心から外側にかけてデザインされているのが特徴です。「チェンジポケット」は日本では珍しいでしょう。ジャケットの右側ポケットの上にある小さなポケットを指し、小銭を入れる役割があります。「アウトポケット」はカジュアルジャケットに多く見られます。 「ノーフラップポケット」はポケット口の上下にパイピングされているのが特徴になり、その名のとおりフラップがありません。胸ポケットは、ご存知のとおり胸元にあるポケットを意味します。チーフを入れる場所になり、それ以外の物は入れません。
スーツポケットにはきちんとマナーがあります。ただポケットとして使っている方は要注意。ここでは一般的なフラップポケットのマナーについて解説します。
・フラップポケットは屋内では出す
フラップポケットは説明したとおり雨や埃を避けるためのものですから、屋内ではフラップはポケットから出さなければいけません。理由は、フラットがある状態ではフォーマルに、フラップがない状態ではカジュアルになるため。シーンによって使い分けることで印象も変わるでしょう。
・冠婚葬祭でのフラットポケット
基本的にパイピングポケットが用いられますが、フラップポケット仕様もあります。冠婚葬祭ではフラップはポケットに入れるのがマナーになります。
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