オーダースーツのルパン三世の役柄と性格がスーツ姿で表されています。

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ルパン三世と登場人物のオーダースーツについて

「ルパン三世」とは、漫画家モンキー・パンチ原作の漫画・アニメ作品で、主人公の名前です。フランスの小説家モーリス・ルブランが発表した推理小説「アルセーヌ・ルパンシリーズ」の主人公である怪盗「アルセーヌ・ルパン」の孫という設定で書かれたものになります。 「ルパン三世」といえば、キャラクターがかっこよく着こなしたスーツがとても印象的だと思います。特に主人公のルパンは、赤ジャケットを想像する方も多いのではないでしょうか。しかし、実際はルパンのジャケットの色はテレビアニメシリーズごとに変更されています。

シリーズⅠ 緑ジャケット

一番最初のテレビシリーズでルパンが着ていたのは緑のジャケットです。緑は、穏やかで話しやすい印象を与え、信頼感を高めてくれます。大人向けのハードボイルドなアニメとして始まったこのシリーズは、中の黒のシャツで男っぽさや荒さを出しつつ、緑でその尖った印象を中和されているのではないでしょうか。
特にこのころのルパンは遊び人ではなく仕事人のイメージが強く、緑のジャケットもその印象を強くしたのだと思います。

シリーズⅡ 赤ジャケット

ルパンのあの赤いジャケットは、イギリスはサヴィル・ロウ街近くのオーダースーツ店で仕立てた設定になっています。
サヴィル・ロウ街とは、ロンドン中心部のメイフェアにある、オーダーメイドの名門紳士服店が集中していることで有名なショッピング・ストリートで、日本では「背広」という言葉の語源となった場所です。さすが、高級品を盗むルパンらしく、自分が着るものも高級志向だったのです。
さらに、男性が赤を身につけると地位や支配性を意識させ、魅力的に見せることが研究結果で分かっています。ルパンというキャラクターを作り上げていく上で、赤ジャケットはとても意味のあるものだったのでしょう。

シリーズⅢ ピンクジャケット

突然ですが、「おしゃれなものはみんなが取り入れるとおしゃれじゃなくなり、むしろダサくなる」という法則があります。
日本では、「ピンク=女子色」という固定観念があるので、ピンクを着る男性は少数派です。しかし、常識に囚われることのないルパンは、みんなが取り入れないピンクという色をジャケットに採用しました。
また、ピンクは優しい、気配りができる印象を与え、女性ウケがいいと言われています。ルパン=モテるという印象を強くするためにもこの色のジャケットをチョイスしたのではないでしょうか。

シリーズⅣ・Ⅴ 青ジャケット

今作品の舞台がイタリアだったこともあり、イタリアンブルーのジャケット着たルパンが登場します。青の持つ印象、知的・落ち着きから、スタイリッシュな伊達男としての印象が強いルパンとなっています。
イタリアの伊達男は、青と茶を組み合わせた「アズーロ・エ・マローネ」というカラーコンビネーションを好んでおり、実際に青ジャケットを取り入れる際は茶色を入れることを忘れないほうがいいでしょう。

ルパン三世と登場人物が選ぶオーダースーツのポイント

ルパンのオーダースーツコーディネートは、緑や赤、ピンクや青の派手な色のジャケットが目立ちますが、ルパンというキャラクターに合ったスーツ姿になっています。テレビシリーズをどうしていきたいかによってルパンのスーツを変えることで、ルパンだけではなく、全体の印象は大幅に変えているのです。
自分の印象を大胆にチェンジしたい方は、ぜひルパンのカラーを取り入れてみてください。

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