結婚式に出席する際のラペルピンの付け方と選び方

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結婚式に出席する際のラペルピンの付け方と選び方

結婚式に男性ゲストとして招かれた場合、服装は礼服やスーツが基本となります。 結婚式のような華やかなシーンにピッタリのアクセサリーがラペルピンです。 スーツ姿のアクセントとなるラペルピンですが、普段は付けることがないからこそ付け方が分からない方もいらっしゃるかもしれません。 また、結婚式のTPOをふまえて適したものを選ばなければならないのも難しいポイントです。 そこで今回は、結婚式でスーツ姿をオシャレに見せることができるラペルピンの付け方やマナーについて解説します。 TPOをわきまえつつオシャレを楽しみたい方はぜひご覧ください。

 

 

ラペルピンとは

ラペルピンとは、ジャケットの下襟の部分にあるボタンホールに挿して身に着けるアクセサリーです。 ジャケットの下襟の部分が「ラペル」と呼ばれるためラペルピンと呼ばれています。 ラペルピンはスーツのアクセントとなるアクセサリーで、男性が身に着けることが大半です。 男性が身に着けることができる装飾品は限られているので、華やかさを演出できる貴重なアクセサリーだと言えそうです。 シンプルなデザインのものが多いですが、結婚式などのお祝いの場に適した花やリボンなどの華やかなモチーフも少なくありません。

 

ラペルピンは女性も身に着けることができる

男性が身に着けることが多いラペルピンですが、女性が身に着けることもできます。 女性向けのラペルペンは、男性向けのラペルピンと比べて小ぶりでキュートなデザインが多くなっています。 女性はネックレスやピアス、ブレスレッドに指輪など身に着けられる装飾品が多く、ラペルピンを身に着ける場面が少ないのは確かです。 しかし、モチーフやデザインで遊びやすいので他のアクセサリーではなくあえてラペルピンを選んで身に着けることもあります。 夫婦やカップルで知人の結婚式に参加する際は、パートナーの女性とラペルピンを合わせみてもよいのではないでしょうか。

 

 

種類別ラペルピンの付け方とは

ラペルピンにはスティックタイプ、チェーンタイプ、ピンズ・ブローチタイプと3つの種類があります。 それぞれの種類によって付け方が少しずつ異なるので確認しましょう。

 

スティックタイプの付け方

スティックタイプは飾り部分に長い針が付いているのが特徴のラペルピンです。 スティックタイプは、ボタンホールから針を通したうえで針先を留め具で留めます。 また、針をスーツに通して穴を開けるように付けることもあります。 角度を水平にすることや斜めにすることなどアレンジができるため、印象が異なるオシャレを楽しむことができるでしょう。

 

チェーンタイプの付け方

チェーンタイプはスティックタイプの仲間で、針の部分にチェーンが付いていることが特徴のラペルピンです。 チェーンが揺れる様子から華やかな印象になりやすく、角度によって表情が変わるのもコーディネートするときの楽しみになるでしょう。 付け方はスティックタイプと同様にボタンホールにピンを通して留めれば問題ありません。

 

ブローチタイプの付け方

ブローチタイプは針が短いタイプのラペルピンです。 ボタンホールに挿して付けるのですが、このとき生地を傷めることなく留めることができます。 貴金属などのやや大ぶりな宝飾品がついていることが多く、モチーフによってさまざまなアレンジが楽しめます。

 

 

結婚式に適したラペルピンの選び方とは

ラペルピンは結婚式をはじめとしたパーティーはもちろん、ビジネスシーンでも使えるアイテムですが、TPOを意識して選ぶことがとても重要です。 ここからは、結婚式に適したラペルピンの選び方を解説します。

 

選び方①目立ちすぎるデザインは避ける

1つ目のポイントですが、目立ちすぎるデザインは避けたほうがよいでしょう。 装飾品のラペルピンはスーツスタイルを引き立たせる、プラスアルファのアクセサリーとなります。 しかし、あくまでも結婚式の主役は新郎新婦ですので、結婚式ではシックで控えめなデザインのものを合わせたほうが無難です。 そのため、結婚式に出席する際はシンプルでフォーマルなデザインのラペルピンを選び、シックなコーディネートを心がけましょう。

 

選び方②自分の立場に合わせたデザインを選ぶ

2つ目のポイントは、自分の立場に合わせたデザインを選ぶことです。 自分が結婚式にどのような立場で参加するのかによって、ラペルピンの選び方も変化します。 もし自分が新郎新婦の親族の立場であるなら、新郎新婦を引き立てるためにできるだけ落ち着いた服装を選ぶことが求められます。 もし親族の方がラペルピンを付ける場合は、シンプルでフォーマルなデザインのものが良いでしょう。 さらにいうと、結婚式のスタイルによっては、ラペルピンといった華やかなアクセサリーは付けず、ポケットチーフだけの方が無難かもしれません。 一方、ゲストの立場の場合は、新郎新婦の親族の場合と比べるともう少し遊びを取り入れる余地があります。 あくまでもシンプルでシックな範疇に収めたほうが無難ではありますが、多少色味やデザインに遊びを取り入れてもよいでしょう。 形で遊ぶ場合は色味をシルバーなどシックなものにすることや、色味で遊ぶ場合は形状をシンプルなものにするなどバランスを取ってみてください。

 

選び方③素材を大切にして選ぶ

3つ目のポイントは、素材を大切にしてラペルピンを選ぶことです。 たとえば、結婚式にはブラックフォーマルやダーク系のスーツを着ていくことが多いと思います。 その場合はシルバーやゴールドの素材のラペルピンを選ぶのがおすすめです。 もし、カジュアルなデザインのスーツや夏場で麻の素材のジャケットを着る場合は、木製のラペルピンや光沢のないタイプがよいでしょう。 そのほかにも、スタイリングの統一感を考える際には、装飾部分の宝石をカフスボタンやネクタイピンと同じものにするなど工夫しましょう。

 

選び方④結婚式や披露宴と二次会で使い分ける

4つ目は、結婚式や披露宴と二次会で異なるラペルペンを使い分けて選ぶことです。 結婚式や披露宴では、ここまで書いた通り新郎新婦の引き立て役としてできるだけシックなデザインのものを選ぶのが無難です。 一方で、二次会は披露宴と比べるとカジュアルな会になるので、少し派手な色合いやデザインのラペルピンを付けてもよいでしょう。 新郎新婦に配慮して披露宴では落ち着いたデザインのものを選びつつ、二次会では印象の異なるラペルピンを付けるのはおすすめです。

 

選び方⑤何をモチーフにしているのか分かりやすいものを選ぶ

5つ目は、何をモチーフにしているのかが分かりやすいものを選ぶことです。 あくまでもTPOを意識したうえでの話ですが、ラペルピンは一目で何を表しているのかがわかるデザインのほうがおすすめです。 ラペルピンのデザインがもつ意味まで意識できると、より高度なおしゃれが楽しめます。 例えば、バラは花言葉が「愛」なので結婚式という場にもふさわしいかもしれません。 TPOにふさわしくないモチーフを選ぶ恐れもあるので無理に意識する必要はありませんが、意識してみるとよいでしょう。

 

選び方⑥相手が興味を持ちやすいものを選ぶ

6つ目は、相手が興味を持ちやすいものを選ぶことです。 ラペルピンも含めたアクセサリーには、コミュニケーションのきっかけを作るという役割もあります。 そのため、結婚式場で出会った人が興味を持って注目をしてくれるようなデザインやモチーフのラペルピンを選ぶとよいでしょう。 ただし、結婚式場でつけるラペルピンはTPOを意識して控えめなものにするのが鉄則です。 可能な範囲で意識するか、結婚式用と二次会用の2つのラペルピンを用意するなども考えてみるとよいでしょう。

 

選び方⑦他のアクセサリーと競合しないように気を付ける

7つ目は、他のアクセサリーと競合しないように気を付けることです。 ラペルピンはそれ自体が華やかなアクセサリーなので、できれば他のアクセサリーと一緒には身に着けないほうが望ましいです。 たとえば指輪や高級時計を身に着けていると、アクセサリーの数が増えることで軽い印象を与える可能性があるので注意しましょう。 もし自分自身の結婚指輪などを身に着けている場合は、色味を合わせつつできるだけ小ぶりなものを選ぶようにして悪目立ちを避けるようにしたほうがよいでしょう。 時計も装飾性の低い落ち着いた印象のものを選ぶようにしてみてください。

 

 

結婚式ではラペルピンは必須なのか?

ここまでラペルピンの種類や選び方などを紹介しましたが、結婚式でラペルピンを付けることが絶対に必要なわけではありません。 確かにラペルピンを活用すればスーツスタイルにアクセントを加えることができ、いつもとは違う気分になれるでしょう。 しかし、自己主張が強いものやデザインや装飾が派手なものを選択すると、悪目立ちしてしまうおそれがあります。 特に目上の立場の方の結婚式に出席する場合は注意をしなければなりません。 あくまでも主役である新郎新婦を引き立てることがマナーなので、派手過ぎてマイナスに作用するデザインや装飾のものなら付けないことが無難です。 結婚式や披露宴の後の二次会では比較的自由にコーディネートをする余地があるため、まずはTPOを大切にしたファッションを心がけましょう。

 

 

結婚式で身に着けるラペルピンはTPOに配慮して選ぼう

今回は結婚式にゲストとして参加する際のラペルピンの付け方や選び方などについて解説をしました。 ラペルピンは種類ごとに特徴や付け方が少しずつ異なります。 そして、結婚式のTPOをふまえた際には、主役である新郎新婦よりも目立たないデザインのものを選ぶことも重要です。 周囲から浮いてしまうデザインや装飾のものなら新郎新婦に対しても失礼になってしまうおそれがあります。 場の雰囲気とスーツスタイルに合わせたうえで、適切なラペルピンを選びましょう。

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