革靴を手入れする専門クリームには色々なタイプがあります
スーツ姿に欠かせないのが、革靴です。ビジネスマンなら、複数所持している方も多いでしょう。
長期間履きつづけていると独特の質感や風味を楽しめますが、一方では汚れたり傷付いたりなどして革の艶も無くなっていきます。
けれど専用クリームなどで定期的に手入れすれば、綺麗な状態を保つことも可能です。
クリームで防ぐ革の劣化
何故、革靴には定期的な手入れが必要なのでしょうか?靴の素材として使われている革からは、時間の経過と共に油分と水分が抜けていってしまいます。
革が乾燥して劣化しないように栄養補給をすることで、品質を保ち続けることが出来るのです。
特に、必要な油分や水分を革に与えられる効果が見込めるクリームの活用は、お勧めです。
クリームの種類
革製の靴の手入れに用いられるクリームは、主に3種類あります。「価格が手頃な乳化性クリーム」「効き目が強い油性クリーム」「水分が多いデリケートクリーム」です。
クリームの取扱いに慣れていない方は、乳化性クリームから使い始めると良いでしょう。
他にも「靴磨きに適している油性ワックス」や「汚れ落としも兼用しているレザーローション」などがあります。
クリームを用いた基本的なケア手順
革靴のケアに必要な道具として、クリーナー・布・クリームを用意します。前もって、馬毛ブラシで付着しているホコリなどを落としておきましょう。
まず、クリーナーで古くなってしまったワックスやクリームを拭います。汚れが目立つところから重点的に磨いていきます。
磨き終えたら、クリームを塗布してください。
量は、少しで結構です。靴全体に、薄く伸ばしていきます。
最後に布で余分なクリームを取り除き、革の表面を美しく仕上げます。
革靴を長期にわたって楽しむには?
革靴は定期的に手入れしないと、予想以上に早く劣化してしまう危険性があります。
けれども逆に定期的にケアすれば、時間の経過とともに重量感のある色や艶を楽しむことも可能です。靴を入手した時に、ケアに必要となるクリーナー・クリーム・布を一緒に購入しておくと、後々便利です。
専用クリームには様々な種類があり、それぞれ配合成分などが異なっています。
お店の人に、靴に合うクリームの種類についても聞いておきましょう。