革靴の手入方法における「長持ち!洗い方」の正しい手順とは?
「革の靴は水洗い出来ない」と誤解している方は居られませんか?革製品に関しては、「水に濡らすのはNG」というイメージがどうしても付いてまわります。
もちろんスニーカーのようにジャブジャブ洗うのはダメですが、手入方法をキチンと守れば、革製の靴でも水洗いすることは可能です。是非、革靴の「長持ち!洗い方」をマスターしてください。
水洗いできないタイプ
革靴の多くは水洗いできますが、中には水洗いに適さないタイプもあります。
スエードのような「水分を含むと多大なダメージを受けてしまう素材で出来ている」タイプと、「洗ったら色落ちする」タイプです。
これらの種類の靴の洗浄は、専門業者に依頼するようにしましょう。水洗いをする頻度の目安
あまりしょっちゅう洗うと、革の油分が流れ落ちて、靴の傷みが早くなってしまいます。
半年に1回程度が、手入方法における「長持ち!洗い方」の基本です。
洗う時期は、靴の内側が汗で汚れやすかった夏の終わり頃がお勧めです。革製の靴を洗う手順
最初に、靴紐を外します。色落ちしないなら、紐は洗濯機でも洗えます。
次いで革の表面に浮き出ているワックスなどを布で拭き取ります。更に要らなくなった歯ブラシを用いて、パーツの隙間にあるホコリやゴミを掻きだしてください。いよいよ洗浄ですが、40℃くらいの湯に浸したスポンジで靴の表面を濡らしていきます。
バケツに張った湯に靴を丸ごと浸けてもOKです。全体が濡れたら即座に引き上げます。
それから専用洗剤を含んだスポンジで優しく丁寧に洗いましょう。
洗浄終了後は、キッチンペーパーなどで泡をシッカリ取り除き、布で内側まで綺麗にします。
以上で革靴における「長持ち!洗い方」の正しい手入方法の説明は終了です。靴の乾燥では新聞紙の使い方が重要
革靴の「長持ち!洗い方」では、乾燥させる際の手入方法も重要です。
ポイントは、丸めた新聞紙の靴の内側への詰め込みです。隅々まで新聞紙が行き渡るようにしてください。
吸湿性の高い新聞紙は靴の中の水気を吸い取ってくれるとともに型崩れも防いでくれるため、一石二鳥です。
そのまま数日間陰干しします。
新聞紙の交換は、最低でも1日1回は行うようにしましょう。
完全に乾燥していることを確認したら、保湿クリームを塗って終了です。