高級オーダースーツは裏地もおしゃれに!種類や選び方を解説
高級オーダースーツを作る際には様々なポイントにこだわりたいところですが、見える部分だけでなく、裏地にもこだわっておしゃれを演出しましょう。
種類によって特徴が異なるので、おさえておきたいポイントや色・柄の選び方などについてご紹介します。
なぜスーツには裏地があるのかというと、これは脱いだり着たりする際に滑りを良くするためです。また、素材によっては静電気を防いだり、吸湿性・放湿性などを高めたりするための目的で使われることもあります。
型崩れを防いだり、表記事が透けるのを防止したりする働きもあるため、スーツにとってなくてはならないものだといえるでしょう。
裏地に使われる素材
素材の種類も豊富で、最も代表的なのが合成繊維であるポリエステルです。耐久性が高く安価なのが特徴ですが、通気性や吸湿性において優れているとはいえません。
続いて、天然繊維であるシルクです。静電気が起きにくく、肌触りの良さや見た目の美しさが特徴ですが、ポリエステルに比べると耐久性には優れていません。
この他に、再生繊維として柔らかくて滑りも良いものの、雨に弱いキュプラ、肌触りの良さと吸湿性に優れているレーヨンなどもあります。
オーダースーツの裏地の色の選び方
オーダースーツを作る際には、スーツの色に合わせて裏地を選びましょう。例えば、王道のカラーであるネイビーは様々な色との相性が良く、落ち着いた色柄はもちろん、チェック柄なども合います。
グレーの生地はあまり派手な色合いとの印象が良くないので、同じくグレー系から検討してみると良いでしょう。
ブラウンは暗めの裏地を選ぶと全体的にシックにまとまります。他にも、ワインレッドカラーやキャメルなどは赤系との相性が良いのでおすすめです。
オシャレなスーツの裏地の柄
一般的な無地ではなく、少し攻めたおしゃれに挑戦したいのなら、あまり派手すぎない迷彩柄もおすすめです。カジュアルな印象が強くなりますが、裏地なので目立ち過ぎることもなく、どちらかというと表地からのギャップを演出したい方に向いています。
他にもペイズリー柄は高級感を出すのにもぴったりで、できる男を演出したい方にもおすすめです。柄が薄く入っているようなものだとそれほど目立つ事もありませんし、あまり派手な形にはしたくないと考えている方でも納得できるでしょう。
既製品ではあまり見かけないので、裏地にこだわりたいと考えている方はオーダーメイドがおすすめです。
細部にまでしっかりこだわって
普通に過ごしている時にはあまり見えることはありませんが、スーツを着たり脱いだりする際や、裾を翻した際にちらりと見えることもあるので、しっかりとこだわっておきたいポイントです。
高級スーツをオーダーする際には様々な選択肢があるので、全体的な相性やまとまり具合などもよく確認しながら決めていきましょう。