銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > スーツをオシャレにするステッチとは?こだわりポイントも紹介
高級スーツやオーダースーツを理想的な1着に仕上げるためには、「ステッチ」に注目してみましょう。 スーツの顔である生地や全体のデザインのほかに、ディテールであるステッチの入り方ひとつで見栄えが変わることもあります。 ここでは、高級スーツの襟元の印象を決めるステッチの種類やオシャレに楽しむポイントを紹介します。
目次
高級スーツに欠かせないステッチについて、特徴や種類を確認していきましょう。
ステッチはスーツの襟の端に入れられている縫い目を指します。かつては襟の形を美しく保ち、折れ目やシワが入らないようにするために縫い目が入れられていました。 襟の形を整えるためのものですが、カジュアルスタイルが定着してきたこともあり、装飾として取り入れられるようになりました。
ステッチは「本数」「縫い付ける場所」によって印象を変えることができます。 結婚式やイベントなどの華やかな場所ではステッチ入りのスーツが活躍しますが、タキシード・礼服といったフォーマルな服装には避けるべきとされています。
ステッチの入れ方には以下のような種類があります。
ハンドステッチは手縫いによって丁寧に入れられ、型崩れがしにくいように仕上げられています。高級スーツに多くみられます。
AMFは「アメリカンマシンアンドファンドリー社」のミシンを使ってステッチを入れる方法で、手縫いよりも素早く安価に装飾を入れることができます。
ミシンステッチは通常のミシンで入れるもので、手縫いよりも速く仕上がり幅や仕上がりを微調整できることから、効率重視の場合に用いられます。 上記で紹介した種類以外では、おしゃれに楽しむためにステッチの場所にもこだわってみましょう。
ステッチは生地と同じ糸を使って縫いつけるのが一般的で、外から見て目立ちすぎないようにしなければなりません。 ただし、生地とあえて異なる色糸を使いワンポイントを目立たせてオシャレを楽しんだり、太い糸を使って印象的に仕上げたりする技法もあります。
高級オーダースーツでは、襟とポケットにそれぞれステッチが入っていることが多いですが、他にも以下のような場所を装飾することができます。
・ 襟
・ フロント
・ ポケット
・ ベント
ポケットは胸・腰・内ポケットの3ヶ所で、襟やフロントよりも目立たず、オーダースーツらしいこだわりを発揮できるポイントです。
スーツスタイルの基本は「さりげなさ」です。あまり派手に演出しすぎると、スーツの良さが失われ外見が目立ってしまうので、シンプルなスタイルを演出したい方はぜひポケットのステッチでオシャレを楽しんでください。
縫い目部分はあまり注目されない部分ですが、オーダースーツの場合は個性を表現するポイントとなります。 縫い方、縫い目の太さや本数、縫い糸の色などによって表情が変わるので、こだわりのスーツを注文する場合はぜひ意識してみてください。
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