銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > 高級スーツを仕立てる際に押さえておきたいポイント
高級スーツを仕立てるときは、いくつかの点に注意が必要です。基本的なポイントを押さえておかないと、「こんなはずではなかった」となるかもしれません。このページでは、高級スーツを仕立てるときに、押さえておきたいポイントを解説しています。以下の情報を参考にすれば、信頼できるテーラーの選び方などがわかります。
目次
高級スーツの仕上がりに、大きな影響を与えるのが生地の品質です。高級スーツを仕立てる前に、評価の高い生地ブランドを押さえておきましょう。
1910年にイタリアで創業した生地ブランドです。最大の特徴は、羊毛の中でも特に高品質とされる脇と肩部分だけを使用して生地を作っていること。その品質が評価され、「アルマーニ」や「エルメス」などのハイブランドに生地を提供するに至っています。世界最高峰の生地ブランドといえるでしょう。
スーツ発祥の国・イギリス(ロンドン)で、1836年に誕生した生地ブランド(高級服地マーチャント)です。現在の本社は、スコットランドのピープルズという町に位置します。最大の特徴は、他のマーチャントを圧倒するほどのコレクション数。ウールだけでなく、シルク、カシミアなど、幅広い素材の高級生地を展開しています。
ゼニアと並ぶイタリアの最高級生地メーカーで、特にカシミヤとビキューナ素材においては世界トップクラスです。柔らかさと光沢感が特徴で、スーツからカジュアルウェアまで幅広く使用されています。希少で高価な生地を多く提供しています。
1842年にフランスで創業されたブランドで、長い歴史と伝統を持っています。ドーメルの生地は、耐久性と快適さのバランスが良く、エレガントな光沢感を持つことが特徴です。「アマデウス」シリーズなどが人気です。
ベルギーのブランドで、最高品質のウールを使用し、ユニークなデザインと色使いで知られています。スキャバルはまた、ファブリックのイノベーションにも注力しており、「Super 150’s」や「Super 180’s」といった非常に高い品質の生地を提供しています。
イギリスの老舗ブランドで、特にツイードやフランネルの生地が有名です。しっかりとした厚みと耐久性があり、クラシックなブリティッシュスタイルを象徴しています。「フロンティア」や「オクスフォード」など、クラシカルで重厚感のあるシリーズが人気です。
高級スーツを仕立てるときは、テーラーを慎重に選びましょう。テーラーを選ぶときに、注意したいポイントを紹介します。
高級スーツを仕立てるにあたり、最初に行うのが生地選びです。当然ながら、各テーラーが用意している生地の中から選びます。取扱数が少ないと、選択肢も少なくなります。多ければよいというわけではありませんが、好みや目的、予算に合わせて選ばなければならないので、多い方が安心です。
オーダースーツにおけるオーダーの種類は、大きく「パターンオーダー」、「イージーオーダー」、「フルオーダー」にわかれます。並べた順に、自由度は高くなります。ただし、縫製仕様とは、基本的に無関係です。パターンオーダーで高級は縫製仕様を採用することもできます。オーダー前に、オーダーの種類、縫製仕様などを確認しておきましょう。
スーツには、ある程度のルールがあります。基本的には、このルールの範囲内で、オーダーをすることになります。初心者は、ルールを無視してオーダーをしてしまうことが少なくありません。信頼できるテーラーのスタッフは、ちぐはぐな点やおかしな仕様などがあるとアドバイスをしてくれます。スタッフの質も、テーラー選びの重要なポイントです。
高級スーツを仕立てるときは、生地ブランドに注意しましょう。生地の品質が低いと、スーツの質まで低く見えてしまうからです。同様に、テーラー選びにも注意しなければなりません。テーラーは、生地の種類やオーダーの種類、縫製仕様、スタッフの質などを確認してから選びます。これらに注意すれば、満足できる高級スーツを仕立てられるはずです。
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