銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > 高級スーツの寿命と長持ちさせるためのポイント
「高級スーツを購入したいものの寿命が気になる」と考えていませんか。高価なものなので、すぐに駄目にならないか心配ですよね。お悩みの方のために、高級スーツの寿命について解説いたします。さらに、高級スーツを長持ちさせるためのポイントも紹介いたします。購入前の検討材料にしてください。
スーツの寿命は、夏物と冬もので異なります。 ・夏物の寿命:3年 ・冬物の寿命:4年 高級スーツの寿命はこれより長いのでしょうか。
残念ながら、高級スーツだからといって長持ちするわけではありません。耐久性を重視しているわけではないからです。高級スーツの寿命も3~4年程度が目安と考えられます。
基本的に薄手で通気性に優れた素材が使用される夏用スーツは、冬用スーツと比較して寿命が短くなる傾向にあります。
目安としては、夏用スーツは一般的に2年~3年ほどで寿命となります。
また、暑い季節の着用が多くなるため、汗でスーツが汚れやすい点も、冬に比べて寿命が短くなる要因といえるでしょう。
冬用スーツは生地が厚い傾向にあり、季節的に汗をかきにくくスーツへの負担が少ないことから、その平均寿命は夏用スーツより1年~2年ほど長くなります。
ただし、冬用スーツの素材は毛玉が発生しやすく、間違った処理をしてしまうとスーツの寿命を縮めてしまう可能性があるので注意しましょう。
毛玉ができてしまった場合は、毛玉カッターを使って、生地を傷めないように気を付けながら取り除くとよいでしょう。
3~4年の寿命は、絶対的なものではありません。これより短いことも長いこともあります。スーツの寿命に大きな影響を与えるのが、日々のお手入れです。お手入れを怠ると、脂を含んだ湿気がスーツの生地を傷めてしまうなどの理由で、寿命は短くなります。特に、デリケートな生地を使用している高級スーツは気を付けましょう。
スーツが寿命を迎えると、部分的にテカテカとしてしまうことがあります(高級スーツならではの艶とは異なります)。摩擦や圧着などで繊維がつぶれてしまうからです。また、生地が弾力性を失うため、シワの戻りも遅くなります。これらの症状が現れているスーツは、寿命を迎えているかもしれません。
ここからは、スーツを買い替える際の判断ポイントをご紹介します。スーツの買い替えが必要な基準を把握して、いつも最適なコンディションで着用しましょう。
スーツのジャケットが型崩れしている場合、明らかな買い替えのサインとなります。
特に、膝や肘は着用した際に圧力がかかりやすいパーツのため、型崩れが起こりやすいです。
型崩れは、スーツの着心地を大きく低下させるのはもちろん、周囲にだらしない印象を与えてしまいます。
一度型崩れが起きてしまうと完全に修復するのは難しいため、思い切って買い替えるのをおすすめします。
適切な保存方法と定期的な型崩れチェックを心がけるようにしましょう。
スーツを長く着用していると、生地に不自然なテカリが現れることがあります。
この現象は、スーツの品質の低下を示しており、買い替えのタイミングを考えるサインといえます。
スーツの生地がテカってしまう原因は、摩擦によって繊維が潰れてしまうためです。
アイロンやスチームを当てることによって解消できるケースもありますが、テカリが消えない場合は買い替えるのがおすすめです。
スーツに毛玉や毛羽立ちがあると、見た目の印象を大きくダウンさせてしまいます。
毛玉や毛羽立ちが発生する原因の大半は摩擦によるものです。
特に、腕の下や太ももの内側などはこすれやすい部分で、毛玉や毛羽立ちが起こりやすくなります。
対処法としては、定期的なブラッシングがおすすめです。スーツを着用したあとは衣類用ブラシで優しく汚れやほこりを落として毛玉や毛羽立ちを防止しましょう。
購入時と比較してスーツのシワが取れにくくなったら、買い替えを検討しましょう。
スーツがまだ新しい状態だと、シワができても時間が経つと自然と直ることが多いです。
しかし、長期間着用していると、時間をおいて休息させてもスーツのシワが取れにくくなる傾向にあります。
また、シワになりやすいかどうかは、スーツに使用されている素材によっても異なります。
一般的に、ポリエステルといった合成繊維はシワになりにくいのがメリットです。
一方、綿や麻・シルクといった天然繊維はシワができやすいので、こまめなお手入れが必要になります。
スーツの縫い目にほつれが発生すると、いずれ裂けてしまうため、早めの補修が必要です。
多少であれば元通りに修復できるケースもありますが、ほつれが多く発生してきたときはスーツ全体が劣化しているため、買い替えを検討しましょう。
自身の体型が変わってしまってスーツが似合わなくなったときも、買い替えるタイミングです。
多少のサイズ調整で改善できる程度であれば、まだ買い替えなくても問題ありませんが、スーツのお直しには限度があります。
着用するとパツパツになって動きにくい場合や、シルエットが大きく崩れてしまうような場合は、新しいスーツを購入する方が賢明です。
スーツのデザインは時代とともに変化しています。
正統派なデザインであれば流行廃りを気にする必要はありませんが、トレンドを意識した特徴的なシルエットやディテールなどには要注意です。
着用してみて時代遅れに感じるようなスーツは買い替えを検討しましょう。
高級スーツを長持ちさせたい場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
スーツにとって大敵といえるのが汗です。脂を含んだ汗が生地を痛めてしまいます。毎日、同じスーツを着ていると、汗をしっかりと取り除くことができません。お気に入りのスーツでも、毎日は着用しないようにしましょう。一般的には、3~4着のスーツを着まわすとよいといわれています。
着用したスーツは、ブラッシングでほこりなどを落としてから、厚みのあるハンガーにかけて収納します。ポイントは、風通しの良い日陰に干して湿気を完全に取り除くことです。型崩れを防ぐため、ハンガーは肩幅があっているものを選びましょう。
スーツをクリーニングに出すときは、頻度に注意しましょう。一般的な目安は、春夏1回/月、秋冬1回/シーズンです。頻度が高すぎても低すぎても生地を傷める原因になります。クリーニング後は、できるだけ早くビニール袋から出して風通しの良い日陰で保管しましょう。
スーツのアイロンがけをする際は、適切な温度設定が必須です。不適切な温度でアイロンがけをしてしまうと、生地を傷める可能性があります。
スーツの素材によってアイロンの温度設定は異なります。たとえば、ウール素材の場合、アイロンの温度は140度〜160度の中温が基本です。一方、綿や麻は180度~200度の高温が適しています。
また、アイロンをかける際には当て布を使用して、直接アイロンが生地に触れないようにしましょう。
スーツのポケットに物が入っていると、重さによって形崩れやシワが発生します。
型崩れを防ぐためも、ジャケットやパンツのポケットの中身は取り出して吊るしましょう。
ジャケットの場合は、外側にある胸ポケットや腰ポケット以外にも、内側のポケットの中身もすべて出して、ポケットには何も入っていない状態にするのがおすすめです。
寿命を重視してスーツを新調する場合は、長持ちしやすいオーダースーツがおすすめです。
オーダースーツは、自分の体型に合わせて仕立てるため身体にフィットしやすく、摩耗が少ないことから長持ちします。
また、オーダースーツを選ぶことで、将来体型が変わった際もサイズ調整がしやすいのもメリットです。
ほかにも、よりスーツを長持ちさせたいというときは、ツーパンツスーツにも注目してみましょう。パンツが2本ついているため、交互に履くことによってダメージを軽減させ、スーツを長持ちさせることが期待できます。
ここからは、高度な技術や機能的な素材によって長く愛用することが期待できる、おすすめのスーツブランドを3つご紹介します。
港区のタワーマンションが立ち並ぶ三田に拠点を構えるK-51インターナショナル。
国内トップクラスのプロスタイリストによる提案が魅力のオーダースーツ店です。
仮縫い付きのフルオーダー工場を完備しているのも特徴で、一般の縫製工場では対応できない特殊生地まで対応可能です。
人体を3次元に捉え体の曲線に合わせる立体縫製という高い技術を誇り、職人の丁寧な仕上がりにも定評があるため、長く愛用できるスーツが手に入りそうですね。
全国に27店舗を展開する麻布テーラー。生地のバリエーションは国内有数で、約300種類以上の生地や色柄を用意しています。
スーツ販売の資格を有したプロフェッショナルなスタッフが、顧客一人ひとりの業種やライフスタイルを考慮した提案をしてくれるのも特徴です。
細部にわたる丁寧なフィッティングを行い、信頼できる国内工場で縫製することによって、長持ちするスーツを製作しています。
利便性の高いインターネットでオーダースーツを作れるビジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」。現在は全国に10店舗を展開しています。
防シワ加工やウォッシャブルなど独自の機能性生地が豊富なのが特徴です。自宅でお手入れしやすい生地を選ぶと、クリーニング店に依頼する頻度も減って、スーツがより長持ちすることが期待できます。
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