銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > スーツのアイロンがけのポイントと注意点
職場や冠婚葬祭などさまざまなシーンで活用できるスーツは、自分でアイロンがけをしてお手入れしておくことが大切。 ここでは、スーツをアイロンがけする際に押さえておきたいポイントを中心に解説し、見落としがちな注意点についてもチェックしていきます。
目次
スーツをアイロンがけする際のポイントを一つずつみていきましょう。
スーツへのアイロンがけは素材に応じて温度設定を行うのが基本です。スーツの内側にある洗濯表示を確認し、以下の目安に沿ってアイロンの温度を調節してください。
綿 :高(180~200℃)
ウール :中(140~160℃)
ナイロン :低(110~130℃)
アクリル :低(110~130℃)
ポリエステル:低(110~130℃)
綿は180度以上の高温でなければしっかりとアイロンがかかりませんが、ナイロンやポリエステルなどの化繊素材はもっとも低い110度から130度に設定します。
肩から腕、襟、裾などシワが寄っている部分は優しくアイロンでなでるようにしてシワを伸ばしていきます。 膝など、センターラインや折り目がついている部分はアイロンをかけないように注意してください。
スチームアイロンの蒸気はシワを伸ばしながら衣服に染み込んだ臭いも対策してくれます。 温度調節が3段階にできるものを選び、水分をたっぷりと含ませた状態でアイロンをかけていきましょう。
スーツにアイロンをかける際の注意点をチェックしていきましょう。
デリケートな衣類を保護しながらアイロンがけをするための「当て布」は、文字通りスーツの上に布を置いて、その上からアイロンをかけていく方法。洗濯表示でアイロンの下に波線が表示されている素材に適しています。 化学繊維やシルク・ウールなどの天然繊維は熱に弱いため、上に布を置くことで高熱が直接ダメージを与えるのを抑えてくれます。
スラックスの中心部分に入っている縦のラインはセンターラインとも呼ばれ、このラインがしっかり入っていると見た目が整って見えます。 アイロンがけをする場合は、センターラインがアイロン台の端に来るようにして、折り目がつくようにスチームアイロンをかけていきましょう。
最後に、蒸気や熱を飛ばすためにスーツをハンガーにかけて吊るします。風通しの良い場所に干しておけば完成です。
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