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コットンスーツの特徴を上手な着方とともに紹介

 

スーツはウールで作られるものが一般的ですが、コットンで作られたスーツも普及しています。 コットンはウールとは異なる魅力があり、さまざまな人におすすめできる素材です。 そこで今回は、コットンスーツの特徴とともに、上手な着方やお手入れ方法について解説します。 コットンスーツについて興味をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

コットンスーツとは

コットンスーツとは、コットン(綿)素材で仕立てられたスーツのことです。 コットンは肌着にもっともよく使用される繊維であり、着心地がよいという特徴があります。 日本だとウールのスーツを着用する人のほうが多いですが、スーツの本場イタリアではコットンスーツを着ている方も多くいます。

 

 

コットンスーツのメリット

ここからは、コットンスーツの5つのメリットをお伝えします。

 

メリット①手入れがしやすい

コットンスーツのメリットの1つ目は、手入れがしやすいことです。 コットンスーツは綿でできており、ウールと比べて丈夫な性質を持っています。 水に強いため、洗濯なども通常の肌着などと近い感覚で行うことができます。 また、熱にも強くて傷みにくいため、アイロンを気軽に当てられるという点もメリットです。

 

メリット②価格がリーズナブル

2つ目のコットンスーツのメリットは、価格がリーズナブルであることです。 これはコットン自体が安価であることと、仕立てやすい素材のため工数がかからないことが理由です。 オーダーメイドのスーツはウールやシルクで作ると縫製の仕方などによっては10~15万円程度かかることもありますが、コットンスーツですと5~7万円で購入できます。 この点は、コットンスーツの大きなメリットだといえるでしょう。

 

メリット③染色しやすいためカラーバリエーションが豊富

コットンスーツの3つ目のメリットは、染色がしやすくカラーバリエーションが豊富であることです。 染色をする際にウールが120℃以上の高温で熱しながら加工をしなければならないのに対して、コットンは50~70℃の温度で加工ができます。 そのためコットンは糸、布、製品の3段階で細かく染色がしやすく、カラーバリエーションが豊富になるのです。 コットンスーツはウールのスーツと比べると非常にカラーバリエーションが豊富なため、スーツの色にこだわりたい人にとってはおすすめです。

 

メリット④着心地がよい

着心地がよいのが、コットンスーツの4つ目のメリットです。 コットンは通気性や吸湿性に優れているという性質があるため、コットンで仕立てたスーツは肌触りや風合いがよくなります。 しなやかな質感には、つややかさが印象的なウールのスーツと比べてみても異なるよさがあるでしょう。

 

メリット⑤夏冬どちらも過ごしやすい

5つ目のメリットは、夏冬のどちらも過ごしやすいことです。 コットンは、汗を吸収して放出しようとするときに気化熱が発生する性質があるため、夏場は涼しく着ることができます。 一方で、繊維の中心が空洞になっているので、熱伝導性が低く熱が放出されにくいという性質もあります。 そのため、冬場は体の熱を逃がさずあたたかな着心地となるのです。

 

 

コットンスーツのデメリット

ここからは、コットンスーツのデメリットについても解説します。 2つ主要なデメリットがあるので確認してみてください。

 

デメリット①シワになりやすい

1つ目のデメリットは、シワになりやすいことです。 コットンは繊維が縮みやすい性質があるため、動きに合わせてシワができやすいという特徴があります。 ウール製のスーツと比較するとシワが目立ちやすいので、ケアに手間がかかる点はデメリットだといえるでしょう。

 

デメリット②乾きにくい

2つ目のデメリットは、一度濡れると乾きにくいことです。 コットンは吸湿性がよいという点が大きな特徴ですが、その裏返しとして乾きにくいという性質も持っています。 そのため、雨で濡れたときや汗を多くかいてしまったときは、通気性がよい場所で干しておくことが大切です。 その際は、生地が傷まないように直射日光の当たる場所を避けて陰干しをするようにしましょう。 コットンスーツを濡れたまま放置をするとにおいの原因になりますし生地も傷んでしまいます。 シワになりやすい点と同じく、ケアの手間がかかる点はデメリットだといえそうです。

 

 

コットンスーツの魅力

続いて、コットンスーツの魅力についても3つの項目に分けて紹介します。

 

魅力①ビジネスシーンからプライベートまで対応可能

はじめに紹介するコットンスーツの魅力は、カジュアルさを演出しつつ、さまざまなシチュエーションに対応した着こなしができる点です。 コットンという素材がもともとカジュアルな印象を持っているので、シンプルに着こなすだけでカジュアルさを演出できます。 また、ジャケパンスタイルにするとプライベートでも着まわすことができるでしょう。 一方で、ビジネスシーンでも通用する汎用性の高さもコットンスーツの魅力です。 カラーバリエーションが豊富なため、黒や紺など落ち着いた色を選ぶことで、会議や商談にも十分に適応できます。

 

魅力②自由自在な着こなしができる

自由自在な着こなしができる点も、コットンスーツの魅力です。 コットンスーツはカラーバリエーションが豊富なので、異なる色合いのスーツを複数持つだけでもさまざまなテイストの着こなしを楽しめます。 さらに、スーツの上下で配色を変えてみるなどアレンジしてみるとよいでしょう。 ウールのスーツと比べて非常にリーズナブルなので、いろいろなメーカーのデザインのスーツを試しやすいのもコットンスーツの魅力です。

 

魅力③ビジネスシーンで個性を演出できる

コットンスーツはビジネスシーンで個性を演出しやすい点も魅力です。 コットンスーツはウールのスーツと比べると日本ではまだ少数派ともいえるので、コットンスーツを取り入れるだけで周りとの違いを演出できます。 また、オーダーメイドのスーツを作る際もコットンスーツなら数万円で試せるので、個性的なスタイルも気軽に表現できます。 カジュアルさが出やすいコットン素材をビジネスシーンに取り入れることによって、おしゃれな着こなしも可能だといえるでしょう。

 

 

ビジネスシーンでも取り入れやすいコットンスーツのカラー

ここまででコットンスーツは比較的カラーバリエーションが豊富であるということをお伝えしてきました。 そんなコットンスーツのなかでも、特にビジネスシーンでも取り入れやすいカラーをいくつか紹介します。

 

カラー①ネイビー

1つ目はネイビーです。 ネイビーカラーのスーツにはさまざまなシャツやネクタイとも合わせやすいという特徴があるため、最初に購入する1着としても人気の高いカラーです。 ネイビーのコットンスーツは、通常のネイビースーツと比べて柔らかい印象を与えます。 ジャケット単体としても持っているパンツとも合わせやすく、着こなしの幅が広がります。 また、暗めのネイビーを選ぶことで、商談や会食など多くのビジネスシーンでも活躍するでしょう。

 

カラー②ベージュ

2つ目はベージュです。 近年、業界・業種によってはビジネスシーンでもカジュアルな服装を着ることができるようになってきている傾向があります。 そのため、ブラックやネイビーといったフォーマルなカラーだけでなく、ベージュのようにカジュアルな印象のあるカラーwおビジネスの服装として取り入れることもおすすめです。 ビジネスシーンではブラックやネイビーのスーツを着る方が多いため、ベージュのコットンスーツを着用することで他の方と着こなしの差をつけることができます。 ベージュのコットンスーツの着こなし方としておすすめするのが、青系統のアイテムと合わせることです。 薄いブルーのシャツや、紺のネクタイと合わせることで簡単に着こなすことができます。 普段着用しているスーツとのイメージチェンジを図りたい方や、他の方の着こなしと差をつけたい方はベージュのコットンスーツがおすすめです。

 

 

コットンスーツと相性のよいニットタイ

コットンスーツに合わせるネクタイは通常のネクタイでも問題ありませんが、ニットタイもおすすめです。 コットンスーツが優しい印象を与えるため、ニットタイと合わせることでさらに優しさを引き出すことができます。 注意点としては、派手なニットタイを選ばないことです。 ニットタイで派手な色を選ぶとカジュアルになりすぎてしまうこともあるため、ビジネスシーンではネイビーやブラウンなどの落ち着いた色を選びましょう。

 

コットンスーツのお手入れ方法

ここからはコットンスーツのお手入れ方法について紹介します。 コットンは丈夫な素材なので、自宅で洗濯をすることができます。 洗濯機を使用する場合には、裏返しにしてからドライコースなどの優しい洗浄モードで洗うとよいでしょう。 クリーニングに出すこともよいですが、あまり頻繁に出すと生地が傷むので注意してください。 また、コットンは縮みやすくシワが付きやすいという弱点があるので、まめにアイロンをかけましょう。 あて布をすれば生地が傷むことはあまりないため、定期的にアイロンがけをしてください。 なお、においが気になる際などは、ブラッシングを行ったうえでスチームをかけてみましょう。 十分ににおいが取れない場合は、早めにクリーニングに出すと安心です。

 

 

さまざまなカラーを試してコットンスーツを上手に着こなそう

今回はコットンスーツの特徴をお伝えしつつ、上手な着方やお手入れ方法についても紹介しました。 コットンスーツは染色がしやすいという特徴があり、豊富なカラーバリエーションがあります。 ウールのスーツと比べると格段にリーズナブルなので、さまざまなカラーを試すことが上手な着こなしをするコツだといえるでしょう。 ぜひ、今回の記事を参考にコットンスーツを試してみてください。

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