フルオーダーの作成における流れを知ればその魅力がよりハッキリします

銀座・表参道界隈のワンランク上のおすすめ高級オーダースーツ店10選 > お役立ちコラム > フルオーダースーツが作られていく流れを見てみましょう

究極のオーダーメイドスーツ

スーツのオーダーメイドには、主に「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3種類があります。
ある程度決まっている型から細部を調整する「パターン」やコンピューターで型紙を作成して体型補正を施す「イージー」に対して、「フル」は仮縫いなどを通して一から職人がスーツを仕上げる「究極のオーダーメイドスーツ」です。

①店舗へ行く

最初の流れとして、店舗へ赴いて自身が望むスーツについて説明し、テーラーと話し合います。
事前に「どのようなスーツが欲しいのか」「妥協したくないポイント」などをまとめておくと、スムーズに相談が進むでしょう。

②生地選びと採寸

生地を実際に目で見て手で触れることで、考えが変わることもあります。
またお客様のスーツ姿のシルエットをより美しくするために、採寸は厳密に行われます。
身体つきでコンプレックスを抱いている箇所があるなら、率直に打ち明けましょう。上手に補正してくれます。

③型紙の作成

型紙を、テーラーが作成します。パターンオーダーやイージーオーダーでは、この流れは省略されたりコンピューターに任されたりします。
けれどフルオーダーでは、お客様の個性に極力合わせるため、各々のパーツごとに前後・上下・左右を違えるケースさえあるのです。

④生地の裁断

パターンやイージーでは、コンピューター制御の裁断マシンが自動的にカットします。対してフルでは、手書きの型紙を生地の上に置き、それに沿ってテーラーが自らハサミで裁断します。
裁断の流れは、テーラーにとっても特に集中力を要求される作業です。

⑤仮縫いの試着

仮縫い状態のスーツを試着します。お客様が満足するまで微調整を加えた後に、ようやくスーツは完成します。

フルオーダースーツの価格

フルオーダースーツの価格については、受け持つテーラーによって異なります。
高額になると数百万円などということもありますが、おおよそ20万円前後と考えておけば良いでしょう。
品質の良いフルオーダースーツは10年以上愛用することも可能です。
この点、流れ作業で出来上がっている品物とは全く違います。
ビジネスマンとしてある程度経歴を積んだ方なら、ハンドメイドのオーダースーツを最低1着は欲しいところです。

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